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「アヒ」の水銀含有量が年4%近くアップ

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■ハワイ沖のキハダマグロ■

 ハワイでは「アヒ」の名で知られているキハダマグロの水銀含有量が5日までに、ハワイ沖で生息するアヒは毎年4%近い上昇率でアップしていることを、米環境毒性化学会が公表した。水銀の平均含有レベルが最も高い寿司は、マグロ。魚を週1回以上食べる人は、食べる魚を選び、寿司を食べる人はマグロの摂取を最小限に抑えることが望ましい、という。

 有害な水銀の海や河川への流出源としては、石炭火力発電所や金鉱採掘が指摘されている。今回の公表は、開放水域に於ける水銀濃度のアップを初めて示したものとなっている。

 ハワイ沖に生息するキハダマグロを対象とした1971年、98年、2008年の計3件の研究論文から得たデータを再調査。キハダマグロに含まれた水銀量を集計し、その中から重さ22kgから76kgに相当した約230匹が分析された。結果は、71年と98年では水銀含有量に大きな差は無く、98年から08年は毎年約3・8%アップしていた。

 このペースで進んだ場合、ハワイ沖など北太平洋の水銀の量は、2050年までに現在の2倍に達すると警告している。米環境保護庁は、水銀が胎児、乳児、子供にとって特に危険を及ぼす可能性があると指摘。神経の発達を損なう可能性があるためで、妊婦が水銀を含む魚や貝を食べないように注意される理由となっている。

 ハワイ語で「切身」を意味するポケ(またはポキ)は、ハワイ料理で人気のある一品。アヒとタマネギのシンプルな料理で、切身に塩、醤油、食用油、海藻、香味野菜などを混ぜ込んで調味した料理で、ハワイの家庭やレストランでも非常に人気がある。

 

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