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海洋エネルギーを利用した発電方式

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マウイ島沖で2009年から計画中

波のエネルギーを利用したタービン式の発電を、マウイ島で2009年から目指すことが15日までに明らかになった。ハワイ州政府と豪州のエネルギー再生会社、オーシャンリンクス社が計画。場所は、マウイ島北部沿岸にあるパウウェラ・ポイントの沖合で、商業的に実現可能な波利用の発電プロジェクトとされている。小規模なパウウェラ灯台の近くに2基の発電所が設置され、発電能力は2.7メガワットで、これまでの火力発電で発生する一酸化炭素の排出量を年間2000トン削減することが可能という。

世界各国が真剣に地球温暖化の問題に取り組み始め、原因となっている温室効果ガスの削減を実現するための1つの方策として、周りを海に囲まれたマウイ島での再生エネルギーの利用に注目が集まっている。こういった新たな枠組みの展開には、各方面から大きな期待も寄せられている。

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原油を中心としてきた動力源への依存体質からの脱却を目指す米国では、ハワイ州政府などとの連携のもと、本格的な代替動力源の開発に乗り出す構えを示している。今回の海洋エネルギーを利用した発電方式などは、クリーンな動力源と呼ばれる種類の燃料開発で、ハワイを世界のお手本に据える考え方が背景にある。

原油に代わるべき代替動力源としては、波の力のほか、太陽光線、風力といった項目が挙げられる一方、これらが再生可能というだけでなく、二酸化炭素などを排出しないことから、クリーンな動力源の有力候補と見られている。今後、連邦政府とハワイ州が協力して進められる計画は、「ハワイ州クリーンエネルギー構想」と呼ばれ、ハワイ州側では2030年までを目途にエネルギー消費量全体の約70%を再生可能な動力源に変更することを目標に掲げている。

 

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