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ハワイに天体観測施設の新計画が続々

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マウイ島ハレアカラ観測所やハワイ島マウナケア山頂

太平洋のど真ん中にあり、人工的な光が少ないハワイは星空がきれいで、天体観測に適していることは世界的に知られています。ハワイ島のマウナケア山頂には、日本の国立天文台ハワイ観測所「すばる望遠鏡」(口径8.2m、標高4200m)など、世界各国の観測所があることでも有名。そんなハワイで、マウイ島ハレアカラ観測所やハワイ島マウナケア山頂に新たな天体観測施設の計画が続々登場しています。実はハワイでは毎晩のように流れ星を観察できるので、寝る前の私の小さな楽しみの一つでもあります。みなさんもハワイにくれば、是非、夜空を眺めてみてくださいね。

2006年にハワイ大と東北大がマウイ島に設置した「ハレアカラ観測所」に、世界初となる最新鋭の望遠鏡が設置される計画が進んでいます。ハワイ大天文学研究所と東北大惑星プラズマ大気研究センター、スイスチューリヒ工科大との共同事業で、太陽系内外の惑星から流出する大気やプラズマを観測する望遠鏡を設置する予定。計画では来年着工の予定で、2010年にも観測が開始される見込み。

導入されるのは、「軸外しグレゴリアン望遠鏡」(口径1.9m)で、遠隔操作により鏡の配置を変え、散乱する光を抑えることができることで、明るい天体に近い微弱な光も鮮明に捉えることが可能。ハワイ大とスイスチューリヒ工科大は太陽系以外の惑星を研究し、東北大は木星や土星の衛星のほか、水星や月の大気を観測することで、天体の過去や大気流出源の特定も可能になる、と期待されています。

一方、世界最大となる天体観測施設の候補地に、「すばる望遠鏡」もあるハワイ島のマウナケア山頂が有力な立地の一つに選ばれています。30mもある世界最大の規模を誇る新型望遠鏡を備えた施設の建設計画は、カリフォルニア工科大、カリフォルニア大とカナダ大学天体研究センターの共同事業となる予定。ハワイ島マウナケア山頂のほか、南米のチリも建設予定地に上がっています。これに伴い、関係者は環境影響調査書を1年以内にリンダ・リングル州知事に提出することにしています。

(※写真はハワイ島のマウナケア山頂にある「すばる望遠鏡」)

 

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