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黒帯の日系人女性がハワイで巨大サメ撃退

■カリフォルニア州に住む日系人女性のマリコ・ホーゲンさん■

カリフォルニア州に住む日系人女性のマリコ・ホーゲンさん(51)が先日、ご主人のドンさんと一緒にマウイ島キヘイに近いビーチで遊泳中、岸から約7~8mのあたりで体長約3.6mの巨大サメに遭遇。テコンドー黒帯の腕前でサメの目と鼻のあたりに2度パンチを食らわせて撃退し、九死に一生を得たことが話題になっている。

マリコさんとご主人はたまたま見つけたウミガメと一緒にのんびりと遊泳中、「まるでハリウッド映画(ジョーズ)のようだった」という、人食い鮫ともいわれるタイガーシャークと出くわした。とっさにマリコさんは習っていたテコンドーの技で、サメにパンチ。幸い、獰猛なサメに噛まれることなく岸に生還した。ただ、パンチした際に、右手の拳がサメの歯に当たり、60~70針ほど縫うけがを負った。

右手に包帯を巻いたマリコさんは同席したご主人とメディアのインタビューを受け、テコンドーのファイティングポーズを見せながら、怖かった当時の様子を振り返った。ご主人のドンさんも「以前から家族でよくビーチでバケーションをするのが楽しみだったが、まさかこんなことになるとは」と、幸運に感謝。それ以上に、岸に生還した時、見ていた人たちが駆け付け、手当をしたり、救急車が来るまでずっと付き添ってくれた経験をマリコさんは喜ぶ。

最後にマリコさん夫婦は、大好きなマウイのビーチで起きた災いに、多くの観光客が訪れるハワイに影響がないことを心配する、と付け加えることを忘れなかった。

 

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