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「ディズニー」が新リゾート施設の内容を公表

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ハワイに同社初のテーマパーク外ホテル計画

昨年10月表面化した「ディズニー」がオアフ島西部のコオリナ地区に計画している同社初のテーマパーク外ホテルの内容が、19日までに公表されました。すでにディズニーはこの新リゾート建設のため、21エーカー(約85,000㎡)の土地を1億4400万ドル(約146億円)で購入。合計800ユニットを有するホテルとタイムシェア・プロパティを建設するとのことでしたが、今回の発表でホテル350客室とタイムシェア480ユニットを有するツインタワーとなることが明らかになりました。周辺にはハワイらしいタロイモ畑や火山の噴火口から流れるウォータースライダー、ディズニーの人気キャラクターが船で登場する人口ラグーンなども予定されています。工事は早ければ年内に始まり、オープンは当初の計画通り2011年の見込み。

新リゾート建設予定地は、ハワイ最大の都市ホノルル市に次ぐ第2の都市として発展を続けるカポレイ市のコオリナ地区。JW マリオット・イヒラニ・リゾート&スパやゴルフコースなどのリゾート施設に隣接するオーシャンフロントで、関係者は「今回計画しているリゾートは、テーマパーク型リゾートとは全く異なるもの。ハワイは長年、ファミリー層に絶大な人気を誇るリゾートで、景気の変動に関係なく、ハワイ人気は今後も続くとみている」と、開発計画に自信を見せています。このリゾート開発で、地元ハワイでは約1000人に新規雇用の機会が生まれると期待されています。

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ディズニーが日本など世界各国に建設してきたリゾートホテルは、東京ディズニーランドなど、すべてテーマパーク型。近年、米国内ではクルージングやタイムシェアなど、テーマパーク外での営業発展に重点を置き、今回ハワイに建設予定のリゾートホテルはテーマパークがない同社初の試みとなります。ハワイが初のテーマパーク外ホテル建設地に選ばれた理由は、同社が経営する「ディズニーバケーションクラブ」のタイムシェア会員のリクエストに応じたもの。創立者のウォルト・ディズニーさんは1937年「ハワイアン・ホリデー」というアニメーションを制作、最近ではディズニー映画「リロ&スティッチ」が世界中で大ヒットするなど、ディズニー社とハワイとの結びつきは深いようです。

(※写真はディズニー新リゾートの建設予定地に隣接するJW マリオット・イヒラニ・リゾート&スパ)

 

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