ザ・カハラ・ホテル＆リゾートが日本向けサービスチーム設置

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ザ・カハラ・ホテル＆リゾートが日本向けサービスチーム設置

日本語スタッフは倍増、日本人ゲスト向け「ホスピタリティ・ラウンジ」を開設

世界中のセレブに絶賛されている「ザ・カハラ・ホテル＆リゾート」がこのほど、日本向けサービスチームを設置し、日本市場への取り組みを強化する方針を決めました。サービスチーム自体は昨年以降設けられたものですが、日本語スタッフはこれまでの倍増。レストランやスパなど主要な各部署に配置したほか、施設面では早朝に到着し、すぐにチェックインできない日本人ゲスト向けに「ホスピタリティ・ラウンジ」を開設。また日本地区では担当スタッフを1名から4名に増加させています。

ハワイでは現在、ハワイ州観光局がグループマーケットの取り組みを強化中で、ザ・カハラ・ホテル＆リゾートも対応。グループセールスチームを結成し、特にハイエンド層グループの取り込みを図っています。「グループ客は滞在後、次は家族でのプライベート旅行で戻ってくる傾向もある」と同ホテルの関係者。そのほか、旅行会社には三世代や母娘などの新たなニーズに対応したカスタムメイドのパッケージ造成を促し、宿泊客に占める日本人比率を現在の25％から35％強に高めたい意向となっています。

ザ・カハラ・ホテル＆リゾートでは今年から、約3000万ドルを投じた全面改装を実施中。これまでに5フロア分の客室を終了し、残りの客室とドルフィンラグーンは来年6月に終了する予定。その後、ヨガなどができるセッションスペースや水中トリートメントなどのある新たなスパを開設し、現行5室あるスパ・スイートはプレーエリアのある2ベッドルームのファミリー・スイート2室としてオープンする計画になっています。さらに、ラグジュアリーブランドやリゾートブランドからなるショッピングギャラリーや新たなプール、屋外のパーティースペースなども設ける構想になっています。