サニクリーン創業の地でモップ＆マット・レンタルシステム導入

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サニクリーン創業の地でモップ＆マット・レンタルシステム導入

■サニクリーンUSA、初の海外拠点をホノルルに設立■

　日本で清掃業務や清掃用品のレンタル・販売を中心に業務展開している「サニクリーン」が、ホノルルに初の海外拠点「サニクリーン・コーポレーションUSA」をこのほど立ち上げた。日本のサニクリーンの前身「デイベンロイ（業種:リネンサプライサービス）」は1940年にホノルルで設立。事業拡大のため、1961年に日本へ進出し、清掃用品のレンタルシステムを初めて導入し、リネンサプライに加え、清掃用品のレンタルも開始していた。今回、創業の地ハワイにリターンするかたちで設立された。

　つかんだホコリを逃さず、ホコリを商品に保持する加工「ダストコントロール加工」を開発。この加工をマットやモップなどの清掃用品に施した。清掃用品は販売ではなく、定期的に清掃用品を交換する「レンタルシステム」を日本で初めて導入し、「ダストコントロール効果（商品）」の安定的な提供を可能とした。

　定期的に交換して清掃用品の効果を維持するとともに、購入の手間や大きな初期投資がいらないレンタルシステムが日本で大ヒット。現在では、総従業員数6,600名、年間売上837億円の企業に成長した。グループ全体での事業内容は清掃用品・衛生商品などのレンタル・販売、ユニフォームのレンタル・販売、委託清掃「プロのお掃除サービス」の提供、自動車のリース、レンタカー、販売、ウォーターサーバーのレンタルなどと幅広く活動している。

　サニクリーン・コーポレーションUSAでは、この事業展開はハワイの皆さんの健康・衛生をサポートすることを目的とした「恩返し」と位置づけ。清掃関連事業以外でも、ハワイの皆さんの様々なニーズに応え、さらに様々な課題を解決すべく、日本の文化や商品・サービスを今後、積極的に提供する新規事業の開発も使命としている。現在、事業所や家庭向けにマット、モップのレンタルを提供している。