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ハワイ州への観光客が昨年アップ


■日本人も5%のダウンまで回復■

ハワイ州が昨年の訪問者数を調べたところ、2007年以来最大に増えていることが22日までに明らかになった。さきごろ発表された推定統計で、昨年の訪問者数は728万人で、前年の702万人を3.8%アップ。内訳は米本土からの訪問者数は2.3%増、カナダや豪州など諸外国からの訪問者数は2ケタの伸び率を示した。まもなく1年を迎える昨年3月の東日本大震災と津波に伴う日本からの訪問者数は予想されたほど大幅ではなく、わずか5%のダウンだった。

昨年3月以降、ハワイ州経済の40%を占める観光業界では、日本人観光客のハワイ観光復活が危ぶまれていた。というのも、日本人観光客はハワイ全体の約5分の1を占めるからだ。実際、1月から3月まではほぼ前年並みだったが、震災後の4月から6月までは一気に17.6%も落ち込んだ。

これに伴い、ハワイ州は観光PR代表団を日本に送る一方で、年間のマーケティング予算5400万ドルのうち、米国市場でのPRに多くの予算をつぎ込み、日本人観光客の落ち込みを相殺しようと試みた。が、現実には、多くのハワイ州関係者にとって驚きとなったのは、円高などの追い風もあり、日本人観光客が予想よりも早く回復傾向を示したことだった。10月から12月には対前年比1%アップとなり、通年ではわずか5%の落ち込みにとどまった。訪問客の支出も15.6%アップの125億8000万ドルで、07年水準(126億3000万ドル)に迫る勢いだった。

ハワイの観光業界は2008年に、航空会社2社が同州便の座席数を15%削減。ハワイ海域で運航していたクルーズ3隻のうち2隻も運航を停止した。同年10月には世界的な金融危機にも襲われた。訪問者数は06年に763万人でピークとなり、09年には16%減の640万人にまで落ち込んでいた。

 

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