11月7~9日、メンテナンスのため
太平洋戦争の歴史的、象徴的な場所でハワイの観光スポットの一つになっているパールハーバー(真珠湾)の「アリゾナ記念館」が、ハワイ時間11月7日から9日まで、メンテナンス作業のため一時休館されます。この時期、パールハーバー観光の オプショナルツアーの中には、催行が中止されるものがあるので、ご注意ください。
パールハーバーの海底に今も眠る戦艦アリゾナに、またがるように建設された白亜の戦没者慰霊塔が「アリゾナ・メモリアル(アリゾナ記念館)。真珠湾 攻撃の短い映画を見た後、ビジターセンターからボートで渡りますが、メンテナンス作業期間中は訪問できません。詳細はご依頼の旅行社やツアーデス クでお尋ねください。
なお、地盤沈下が懸念されていたアリゾナ記念館の新ビジターセンターは、すでに第1期工事を終了。第2期工事は、真珠湾攻撃から69年目の今年12月7日に完成予定。新ビジターセンターにはチケットセンターのほか、教育リサーチセンター、書店、スナックスタンドなどがあります。第2期工事で は、ミュージアム展示館が新設され、シアターも改修などの計画。同センター前には、第二次大戦時下の様子が分かる地図なども描かれています。
新ビジターセンターのオアフ・ギャラリーには、パールハーバーが「ケ・ヴァラウ・プウロア」と呼ばれていた時代の歴史なども展示。パールハーバーが 軍港になる以前の歴史を記述した新しい展示で、資金としてアリゾナ記念博物館協会にハワイ州ハワイアン事務局が10万ドルを寄贈した。このギャラリーで は、ハワイの歴史の側面が正確で偏見のないかたちで紹介されることになっています。