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米国運輸保安局が旅客情報登録を強化

発券前か出発72時間前までを義務付け

明日11月1日から、米国運輸保安局は保安強化のための「セキュア・フライト プログラム」で、旅客情報の登録を発券前か出発72時間前のどちらか早い時点までに行うことを義務付けることになる。この登録は昨年から実施されていたが、さらに強化。出発72時間以内の予約の場合は、予約と同時に登録を完了させる必要がある。

このセキュア・フライト プログラムは、民間航空機の安全性を強化し、スムーズな旅行を楽しめるよう、旅客情報と米国政府の警戒リストとを事前に比較するもの。米国内と米国発着のフライトを予約する際に、有効期限内の各国政府発行の写真付き身分証明書(パスポート)に記載されている下記情報を提供する必要がある。

■氏名、生年月日、性別、補償番号(任意)

監視リストに記載されている人物と似た氏名を持つ旅客の誤認を防ぐため、補償によるプロセスを導入。監視リストに記載されている氏名と似ているために誤認されたと思われる場合は、補償を申請できる。プロセスの詳細は、www.dhs.gov/tripを参照のこと。

対象は航空会社の国籍に関係なく、米国発着線、米国内線と米国上空を通過する便の利用客で、座席を保有しない乳幼児も含まれる。すでに10月中旬から順次、旅客情報が登録されていない航空券予約記録の発券制限機能の運用が始まっている。未登録の場合は、発券端末上にエラーメッセージが表示。発券操作ができない、予約がキャンセル、チェックインできない、などの制限がある。

旅客情報の登録が完全義務化されたことで、期限までに登録がない場合は搭乗できない恐れもあるため、航空各社は旅行会社に対し、書面を配布したり、説明会を開くなどで登録の徹底を呼び掛けている。

現行のシステム通り、セキュア・フライトの規定で、空港で再検査を受ける場合や、監視リストと一致した氏名の場合には搭乗資格がないとみなされる場合もある。

◎米国運輸保安局

HP: www.tsa.gov/what_we_do/layers/secureflight

 

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