「Hawaii　Starts　Here」とハワイらしさと質を重視

日本の新たなゲートウェイとなる羽田空港の新国際線ターミナルが供用開始された昨10月21日、ハワイアン航空は羽田－ホノルル線の機内食やエンターテイメントなどの機内サービスを公表した。テーマは「Hawaii　Starts　Here（ハワイはここから始まる）」。ハワイを拠点とする同航空らしく、ハワイアンスタイルのサービスと日本人観光客が求める質も重視した内容となっている。

機内食は、ビジネスクラスは「バターフィッシュの味噌焼き　新芽しょうが漬添え」「バターナッツスクワッシュとロブスターのビスク　シーフード揚げ餃子添え」など、メーンに5コースの料理を2回提供。エコノミークラスもハワイアンスタイルのバーベキューチキン、マンゴーとベリーのサラダなどを用意する。なお、ホノルル発便で羽田到着前には、お湯の中で花が開く「ワイキキ・ハイ・ティー」を味わえる。監修は、ホノルルでレストラン2軒を経営し、地元テレビで料理番組も持つシェフのチャイ・チャオワサリー氏が担当する。

機内エンターテイメントでは、ハワイの魅力を伝える番組を放映するのをはじめ、ホノルル発便では最新のNHKニュースなども流される予定。オーディオプログラムは、伝統的なハワイアンから最新のアイランドミュージックのチャンネルなどを設けた。日本語の記事も機内誌に掲載。日本の文化などに客室乗務員がなじめるよう、オアフ島の高級ホテル「ハレクラニ」の講師陣がトレーニングすることも決まった。