ココ・シャネルの写真展を明日から開催
シャネル ホノルル開店25周年記念、6月6日まで
シャネルの創業者「ココ・シャネル(本名、ガブリエル・シャネル)」の貴重な日常生活を納めた「ココ・シャネル写真展」が明日9日から、ワイキキのシャネル・ブティックで一般公開される。ホノルルに米国1号店のシャネル・ブティックをオープンして以来、25周年を記念する催しで、撮影は写真家のダグラス・カークランド。1971年1月10日に88歳で亡くなったココ・シャネルの素顔に迫り、今も当時と変わらぬシャネル伝統のデザインが伺える。6月6日まで。
「20歳の顔は生まれつきのもの、30歳の顔は生活を物語り、50歳の顔はあなたの責任だ」という印象的な言葉でも知られるココ・シャネル。写真展では過密なスケジュールをこなす中、モデル、アーティスト、顧客や友人と過ごす日常生活を納めたモノクロ写真36点を展示する。撮影は1962年で、当時、雑誌「ルック」からファッション界の伝説的な人物だったココ・シャネルの撮影依頼を受けたダグラス・カークランドが、約3週間にわたって密着取材。彼女との信頼や友情を築き上げた結果、女性ファッション界に大変革をもたらしたココ・シャネルの内面を反映した作品が誕生した。
一般公開に先駆け、7日にはダグラス・カークランドが出席し、プライベート・オープニング・レセプションが開催された。売上げの一部は、ハワイ小児ガン基金へ寄付。バーバラ・サークヴァ米国シャネル・ファッション・ディビジョン社長は「25周年を迎えるにあたり、このような写真展を開催することができ光栄に思います。マドモアゼル・シャネルの貴重な舞台裏を捉えたカークランド氏の写真は、なぜ彼女が革命的なアイコンであったかを伝えています」と語っている。
同時に開店25周年を記念して、ワイキキ・ブティックではオートクチュールのディテールを創り出すパリのアーティスト、メティエダールの作品を紹介するため、年に一度開催される「パリ – モスクワ・コレクション」のプレビューを展示。また、ワイキキ、アラモアナ両ブティックでは、ハワイ限定の25周年記念J12ホワイトウォッチが発売される。文字盤に11のブルーサファイヤが施されたJ12にはクラウンにもブルーサファイヤが用いられている。
◎ココ・シャネル写真展
期間:5月9日~6月6日
場所:ワイキキのシャネル・ブティック
住所:2116 Kalakaua Avenue, Honolulu, HI 96815
電話:(808)923-0255
ウェブサイト:www.chanel.com
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