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ノースウエスト航空が特典旅行の燃油サーチャージ廃止

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来年4月以降のサーチャージ値下げに期待

デルタ航空と合併して世界最大の航空会社に生まれ変わるノースウエスト航空は、統合に向けて両社運航便の利用者向けプログラムについて規定を統一することをこのほど発表しました。日本発のハワイ旅行で対象となるのは、マイレージ・プログラムの「特典旅行での燃油サーチャージ」の廃止。すでに今月7日の予約、発券分から適用されています。特典旅行への燃油サーチャージは両社とも今年から導入し、ノースウエスト航空では、片道25ドルから100ドル相当のサーチャージ代をワールドパークスでの特典旅行にも課金していました。ちなみに、日系航空2社はまだ特典旅行の燃油サーチャージ代を徴収しています。

一方、高騰し続けた原油価格が次第に落ち着きを見せてきている状況下で、日本旅行業協会(JATA)は国土交通省に来年1月から燃油サーチャージ額の値下げを申し入れていましたが、日系航空2社が17日に改定申請した1月から3月分にはこの要望は残念ながら反映されませんでした。ただ、今回の要望の趣旨を踏まえ、日系航空では来年4月の次期改定時には、より弾力的に見直すなどの対応を検討している、との動きもみられます。日本航空は「2009年度の方針は未確定だが、これまで同様、改善できるものがあれば行う」と述べ、全日空でも「来年度のサーチャージ額は、国際航空運送協会(IATA)の運賃とも合わせて仕組みや水準の変更について検討していきたい」とコメントしています。

来年1月からの燃油サーチャージ額はこれまでより大きく下がるものの、大幅に下がってきた最近の原油価格の水準とはまだ大きな開きがあります。外国系航空会社や自動車のガソリン価格、海上輸送などでは迅速な適正価格の見直しを行っている中、「日系航空2社の今回の措置では、一般消費者の不振を招きかねない」という声もあります。皮肉なことですが、今年のユーキャン新語・流行語大賞の候補60語には「燃油サーチャージ」が選ばれています。主催する自由国民社によると、今年の大賞とトップテン語は12月1日に発表される予定になっています。

 

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