マウナケア・ゴルフコースは11月に一足早く再開の見込み
一昨年10月に起きたハワイ島沖地震の被害で営業を休止しているハワイ島の「マウナケア・ビーチホテル」が、今年12月に営業を再開できる見通しであることが19日、明らかになりました。ハワイで3ホテルを傘下におく「プリンスリゾートハワイ」に属すマウナケア・リゾートでは、約140億円を投資して、マウナケア・ビーチホテルとマウナケア・ゴルフコースを改修。営業休止中は、ハワイ島での宿泊を隣接するハプナビーチ・プリンスホテルに集中させて対応していましたが、ようやく12月には大規模改修が終了する見込みとなりました。
地震による施設の被害と安全性を配慮し、営業を休止していたマウナケア・ビーチホテルでは、改装費の大部分を客室、ロビー、レストランなどの共用施設のインテリアに充当。ショップやスパなども改修されました。客室数は営業休止前の310室から258室に減らし、全客室のデザインをリニューアル。メーンビルディング内の客室にある寝室や浴室は以前より広くなりました。また、2007年2月に米国建築家協会に全米の優れた建築物ベスト150の一つ選ばれた由緒ある外観には変更は加えられていません。さらに、2007年5月に営業を休止したマウナケア・ゴルフコースでも改修作業が進み、こちらは今年11月に一足早く営業再開の予定です。
マウナケア・ビーチホテルは大富豪ロック・フェラーがコンセプトを作ったハワイ島で最初の本格派リゾートホテルで、全米で一番美しいといわれるハプナビーチに面したロケーションが大きな魅力となっています。
◎マウナケア・ビーチホテル
住所:62-100 Mauna Kea Beach Dr., Kamuela HI 96743
電話:(808)882-7222
ホームページhttp://japan.princeresortshawaii.com/maunakea