ピーター・リック氏を迎え、グランド・オープン記念レセプション

写真界で史上最多受賞を更新し続けている豪州の写真家、ピーター・リック氏のギャラリーがこのほど、ワイキキ・ビーチ・ウォークにオープンしました。ハワイではマウイ島ラハイナ続く2店目で、ピーター・リック氏のギャラリーは故郷の豪州をはじめ、ラスベガスやハワイなどに全9店舗となりました。5月4日（金）には、ピーター・リック氏を迎え、海浜環境保護活動団体「サーフライダー・ファウンデーション」と協力し、グランド・オープンを記念したカクテルレセプションを行うことになっています。

今回、話題のワイキキ・ビーチ・ウォークにオープンしたギャラリーは、手作りのウッドフロアと独自にデザインしたカスタムメイドの家具に囲まれ、美しい雰囲気が漂う作品にふさわしい造り。彼の写真は最高950枚の限定発売で、サイズ、フレームやマットは全て好みのスタイルから選べます。アイランド・スタイルを意識したギャラリーにある手作りの家具はフィジーで作られたもので、家具の販売も行われています。

ピーター・リック氏は、チェコ共和国から移民した両親のもと、豪州・メルボルン生まれ。初めてカメラを手にしたのは8歳の時で、小さい頃から明らかに才能が際立つ存在だったそうです。その後、独学で写真を学び、彼のスピリットと情熱は無限のエネルギーと自然への深い共感と同様、今も変わらず続いています。妥協を許さない純粋で誠実なアプローチは、写真という媒体を越え、キャンバスに描かれた絵を見るような高品質。大自然の真の強さと自然界の美しさを独特の手法で捉え、目の前に風景が広がっているようなシーンを与えてくれます。

2000年のシドニー五輪でメーンアーティストとして紹介されて以来、ピーター・リック氏は写真界で多くの賞を受賞し、ついに史上最多受賞を更新。豪州写真協会から最高賞「マスター・オブ・フォトグラフィー」も受けています。2004年、アートの世界基準を位置付ける有名競売会社サザビーズのカタログで紹介された2作品は即完売。今でも伝統的なフィルムで撮影し、リンホフ617のパノラマカメラや特別な撮影時ではノブレックス180度レンズのパノラマカメラを使用しているということです。
ワイキキ店には日本語を話せるアートコンサルタントが常駐し、JCBなどの主要クレジットカードの使用も可。電話による受注や商品券も販売しています。

◎ピーター・リック・ギャラリー

場所： 226 Lewers St., Suite 118, Honolulu, HI 96815 (ワイキキ・ビーチ・ウォーク内)
営業時間：10:00～11:00 (日～木)、10:00～11:30 (金、土)
電話：(808) 926-5656
ホームページ：http://www.peterlik.com