第2回読者プレゼント当選者 ハワイ旅行記
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10月14日
■まるでテーマパーク! 大人が子供に戻れる夢のリゾートホテルに大はしゃぎ
ついに、やって来ました。ハワイ旅行への出発当日。準備もバッチリ。大きなスーツケースを引っ張りながら成田空港に向かいました。
「こうやって、二人で出掛けるのって久しぶりだね」。母のふとした一言に、昔は母に手を引かれ、いろいろな所に連れて行ってもらったことを思い出しました。今度は、私が母を連れて行く番です。楽しいハワイ旅行の思い出を作ろうという気持ちを胸に、前へ前へと進むのでした。
午後7時頃に、成田空港に到着。チェックインを済ませ、9時発の飛行機に乗り込みました。しばらく日本とはお別れ。約7時間のフライトでハワイ島コナへ向かいました。
映画を観たり、仮眠を取ったりしていると、あっという間に到着のアナウンス。日本とハワイの時差は-19時間。日本からハワイへ向かうと、途中で日付変更線をまたぐため、時間を遡ることになります。何だか、ちょっぴり得した気分♪
待望のハワイ島コナ空港に到着。「あれ…?」。少し様子がおかしい。大体、飛行機は空港に直結しているはずなのに、滑走路の真ん中にポツン。周りを見渡しながら飛行機の出口に付けられたタラップで滑走路へ降り、他の乗客の後を追いました。しかし、空港が見当たらない? 「周りに大きい建物なんて一つもないし…」と思ったら、テントのような建物に案内されました。「もしかして、これが空港!?」。小さな空港だと聞いてはいましたが、予想以上のサイズにビックリ。
でも中には、もちろん出国ゲートがあり、指紋認証や顔写真撮影など出国審査を済ませ、ホテルへ向かったのでした。
広大なハワイ島での移動はレンタカーが便利ですが、私も母も車の運転免許を持っておらず、空港送迎のツアー($44)を申し込んでいました。
空港からホテルに向かう途中、またまた驚き! ハワイ諸島は火山活動でできた島というだけあって、道路の両側にはゴロゴロと転がる溶岩がズラリ。さらに、黒い溶岩の上には白いサンゴで観光客が残したと思われる文字が書かれています。一面に広がる溶岩は、何だかとてもワイルドな光景。冒険心をくすぐられました。
今回の宿泊先「ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ」に到着し、チェックインをしました。日本語カウンターがあり、ホテルの案内からレストランの予約まで、全て日本語でできるので安心。滞在中はホテル内やハワイ島の情報までいろいろと教えて頂き、とても助かりました。
ロビーで見たホテルの地図を見て、その広さに唖然。東京ドーム約5個分の敷地に、3棟の客室タワー、美しいビーチと5つのプール、各国のレストラン、さらにスパ、ショッピングモール、ゴルフコースまで、「ビレッジ」という名前通り、まるで一つの街のようでした。1日中ホテルで過ごしても、本当に時間が足りないほどです。
それだけ広い敷地だと移動が大変と思いきや、なんとホテル内にはボートとトラムが走っていました。まるで「テーマパーク」のようで、私も母も大喜び! アトラクション気分でボートに乗り込み、部屋まで移動することにしました。ボートからは、まるでジャングルを探検しているかのように珍しい植物やフラミンゴ、色鮮やかな鳥を見ることができました。
私たちの部屋があるのはオーシャンタワー。その名の通りラナイ(ベランダ)からは真っ青な海を一望でき、大きな窓から光が差し込む、とても開放的なお部屋。壁に飾られた絵やベッドの模様、アメニティーからハワイらしさを感じることができ、ますますテンションは上がりました。
そうこうしている間に、もうお昼。ホテルから徒歩10分の場所にあるクイーンズ・マーケットプレイス内にはアイランド・グルメ・マーケットというスーパーがあり、見たことのないお菓子や飲み物、化粧品を売っていて、見ているだけワクワク。お昼ご飯には、そこで購入したカリフォルニアロールを食べました。
クイーンズ・マーケットプレイスの向かいにあるキングス・ショップには、ルイヴィトンやコーチなどお馴染みのブランドや、女性に人気のロクシタンも入っていて、お買い物にも困りません。少しウィンドーショッピングをしながら、$1のシャトルバスでホテルに戻りました。
少し休憩し、ホテル内を探検しているとあっという間に陽が落ち、夜に。翌日は午前2時からマウナ・ケア山頂サンライズ&星空ツアーがあるため、この日は早めに寝ることにしました。
hwv