年末年始1位はハワイ・ホノルル
■海外ツアーと航空券の予約状況■
年末年始(2015年12月23日~16年1月3日)の海外ツアーと航空券の予約状況を大手旅行社が先月末の時点でまとめたところ、ハワイ・ホノルルが海外旅行の方面別予約ランキングで、全渡航者数、パッケージなど自由旅行の渡航者数、パッケージツアーの渡航者数の全部門で昨年に続き1位となった。
全渡航者数では、2位が台北、3位がソウル、4位がグアム、5位がバンコク、6位がシンガポールで、前年と同様の結果となった。今回は年末年始の日並びの悪さから、近場のアジアが上位を占めた。出発日では、12月29日出発の商品に人気が集中しているという。
9位には、前年は17位だった豪州・ケアンズがランクイン。パッケージツアーでは前年の8位から4位に上昇している。
自由旅行では、2位はソウル、3位は台北、4位はバンコクで、3位と4位が昨年と逆転した。昨年は11位だったニューヨークが10位となり、9位だったパリはランク外となった。年末年始のパッケージツアーでは、延泊のアレンジが難しいことなどから、上位の都市では旅慣れた旅行者やリピーターなどで自由旅行を選ぶ傾向が顕著だという。
パッケージツアーの2位は台湾、3位はグアムだった。ハワイやグアムなどのビーチや豪州が好調に推移したほか、円安の影響などから滞在費用を抑えられるアジア方面が人気となった。なお、燃油サーチャージの下落により、旅行代金の単価は前年よりも減少している。