ハワイ州全土の「津波注意報」解除
■大きな津波の到達はない見込みだが、ビーチや海岸沿いには近寄らないように!■
太平洋津波警報センターは2日午前7時25分、ハワイ州に発令されていた津波注意報を解除した。ただ、ここ数時間は海面の小さな変化など、通常とは異なる海面の動きが継続する恐れがあることから、引き続きビーチや海岸での水泳やボート利用などには、注意が必要。今後も、各種の報道などによる情報入手に努め、当面は注意を怠らないことが重要だ。ちなみに、ハワイ島ヒロで55cmの津波を観測した。
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ハワイ時間のきょう4月1日(火)午後1時47分頃、南米チリ沖において、マグニチュード8.2の地震が発生した。太平洋津波警報センター(PTWC)は、同日午後5時45分、ハワイ州全土に対し、津波注意報(Tsunami Advisory)を発令した。
大きな津波が到達することは予想されていないが、ビーチや海岸線沿いでは、海面の変化や高波が発生する恐れがある(ハワイ時間2日午前3時24分に到達の見込み)ので、ご注意ください。
ホノルル市郡危機管理局(HDEM)では、「あす4月2日(水)午前3時から午前8時まで、ビーチや海岸のほか、海に直接流れる小川や運河には近寄らないように」と、注意を呼びかけている
水泳やサーフィン、ボート利用などマリンスポーツ系はできるだけ控え、ビーチや海岸沿い、船着場などへは近寄らないことが肝要だ。今後の詳細は、テレビやラジオ、インターネットなどで関連情報の入手に努めてください。