30年以上続いたアオキシェイブアイスが5月末閉店
■オアフ島北部にあるハレイワの町で人気■
オアフ島北部にあるハレイワの町で、日本人観光客に人気のマツモトシェイブアイスと並んで知られる「アオキシェイブアイス」が5月末、30年以上わたった営業を止め、閉店されることになった。1920年代に建てられたノスタルジックな同店を所有するカメハメハスクールが再開発を計画。これに伴い、取り壊されることになった。
1981年に日系のスミエ・アオキさんが開業した同店。当時、使われていた日本製の製氷機が店内に展示され、歴史を感じさせていた。トッピングに入れるアズキは、伝統のレシピによる手作り。甘いだけでなく香りも豊かなシロップは、すべて自家製というこだわりが人気だった。ココナッツやマンゴーといった定番ものから、ピナコラーダ、チョコレート、ブルーバブルガムなど、バラエティーに富んだ20種類以上のフレーバーが揃っていた。
また一つ、ハワイの名物だった古き良き時代のショップが姿を消す。マツモトシェイブアイスは、駐車場を挟んだ反対側で営業を続けている。