■「プリティ・ウーマン」でゴールデングローブ賞主演女優賞■

「プリティ・ウーマン」（1991年）でゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞したハリウッド女優のジュリア・ロバーツ（44）が、米メディアの間でハワイへ移住するのではないかという噂が取り沙汰されている。毎年、家族でハワイ休暇を楽しんでいるジュリア。親しい関係者は米大衆紙ナショナル・エンクワイアラで、「ジュリアにはハワイで広い農場を持ち、心身ともにヘルシーな暮らしをしたいという願望がある」と語っている。

同紙などによると、ジュリアは無類のパパラッチ嫌い。これまでの言動から、大物女優らしく、社交性に欠けるところがあると言われ、華やかなハリウッドを離れることに未練はないらしい。自宅の敷地内でニワトリやヤギを飼い、野菜やフルーツを有機肥料で自家栽培。新鮮な食材やミルク、卵を食卓に並べるというこだわりぶりで、かなり健康志向が強い。そこで、ハワイに移住するのでは、という噂が巷間伝わってくるらしい。

地球環境の保護問題にも熱心なジュリア。自宅では電気の大半を太陽光発電に頼り、もちろん車はハイブリッド。ハワイでも今、各島で広がっているスーパーのレジで使用されるビニール袋やプラスチック製品の排除にもこだわりがあるそうだ。パパラッチだけでなく、コンピュータやテレビ嫌いでもよく知られ、メールや今はやりのSNSもおかまいなし。2002年に再婚した映画カメラマンのダニエル・モダーとの間に設けた3人の子供たちの健康のために、テレビの付けっ放しは許さないという徹底ぶりだ。

以前より日本嫌い？　ではないか、と囁かれ続けていたが、2010年8月、インドで撮影された映画「食べて、祈って、恋をして」のプロモーションで初来日が実現。“自分探し”で世界を旅する女性を演じたジュリアだが、果たしてハワイ移住は実現するのか？　オアフ島にはシルベスター・スタローンらの別荘があり、マウイ島にはクリント・イーストウッドらの豪邸もある。バケーションシーズンにはマウイのカフルイ空港にはハリウッドスターらのプライベートジェットがズラリと並ぶだけに、楽しみな話題ではある。