ハワイでも部分日食を観察
■きょう20日午後3時すぎから観察■
932年ぶりという日本各地で広範囲に起きた「金環日食」。ハワイでは、期待された「Ring of Fire(炎の輪)」と呼ばれる日食ではなく、部分日食が20日午後3時すぎから、観察できた。ただ、通常でも常夏ハワイの日差しは強烈で、さすがに強めのサングラス程度でも肉眼で観察することは難しかった。
「日食」は、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象。日本中が、太陽が月より大きく見えるため、月の周りから太陽がはみ出して見える「金環日食(または金環食)」に沸いていた当時、ハワイでも太陽の一部だけが月に隠される「部分日食(または部分食)」が観察された。