GW海外旅行は過去2番目の56.3万人
■ハワイは対前年比で5.6%アップ■
ゴールデンウィークが始まり、ワイキキでも日本からの家族連れや若いカップルの姿が多く見られるようになった。5月6日までの期間中、海外旅行に出かける人は前年比4.8%増の56万3000人となる見通し。円高を追い風に、過去最高だった2000年に次ぐ水準で、ハワイは対前年比5.6%アップ!
方面別では、今年は5月1日、2日を休めば9連休となるので、欧州方面の人気が高く、5.2%増。人気のハワイのほか、台湾(12.9%増)、韓国(4.9%増)も堅調に推移している。羽田発の海外旅行も定着し、シンガポール (9.1%増)、インドネシア(6.3%増)、米国本土(5.0%増)も高い伸び率を示している。
海外旅行の平均費用は0.8%減の20万8000円と微減だが、海外旅行の総消費額は4.0%増の1171億円で、旅行消費の回復が見込まれる。ゴールデンウィークの連続休暇日数の平均は5.8日で、海外旅行の場合は連続休暇日数は7.9日だった。
出発のピークは、欧州、米国、ハワイは4月28日、アジアやグアム、サイパン方面は5月3日。この調査は、大手旅行代理店の旅行動向アンケートに加え、航空会社の予約状況、業界動向などから推計した。