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デルタ航空のシートが快適に

■B747-400型機の内装を刷新■

日本の夜出発するハワイ旅行のフライト中は、できればぐっすり眠りたいもの。「デルタ航空」がそんな願いに応えるように、主に成田発着の太平洋路線などで運航しているボーイングB747-400型機の内装を刷新している。ビジネスクラスには「フルフラットベッドシート」を導入し、エコノミークラスにもスペースを拡張した新しい「スリムラインシート」を導入している。

同航空が、ビジネスクラスに用意した快適なフルフラットベッドシートは、 通路への出入りが簡単な座席配置で、プライバシーの向上に加え、完全に横になって休むことが可能なシートだ。全席 が通路に面しており、隣席を気にせずに通路の出入りが可能。長さ約2m、座席幅は約52cmで従来よりも20%増となっている。

エコノミークラスのスリムラインシートは、膝周りスペースを最大約5cm拡大。可動式のヘッドレストのほか、USBポートと9インチのパーソナルスクリーンを設置し、 ビジネスクラスと同じラインナップのコンテンツを無料で利用できるようにしている。

改装後にはビジネスクラスが 48席、エコノミーコンフォートが42席、エコノミークラスが286席の計376席となる。2012年10月末までに、すべてのB747-400型機に新シートが搭載されることになっている。

 

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