9月の日本人旅行者震災後初のプラス
■前年比0.8%増の11万6725人■
今年9月にハワイを訪れた日本人渡航者数が、前年比0.8%アップの11万6725人となり、3月11日の東日本大震災以来初めてプラスに転じ、ほぼ前年並みに回復したことがハワイ州観光局の発表で明らかになった。ただし、1月から9月までの累計では、7.1%減の86万7980人とマイナスになっている。
島別では、マウイ島が16.6%増の5762人、オアフ島が1.6%増の11万1461人、カウアイ島が1.4%増の2275人とそれぞれプラスで推移。ハワイ島だけは残念ながら12.8%ダウンの1万6372人だった。
1日あたりの消費額は、11.9%アップの304.9ドルと増加。総消費額も14.9%増の2億147万ドルだった。航空便を利用した人の渡航目的は全世界と同様にハネムーンが増えている。
世界各地からハワイへの渡航者数は4.0%増の56万707人。日本以外のアジアからの訪問者数は2ケタ増で、21.7%増の14万6968人。このうち、韓国からは23.1%増の7万2064人、中国からは27.2%増の5万7823人。総消費額は19.7%アップの10億470万ドルで、カナダ、米西海岸、米東海岸、日本の主要4マーケット全てでプラスに推移した。