JALハワイ便に新機内食「わくわくリゾートプレート」
■ハワイに向かう気分を楽しく盛り上げる■
ハワイに向かう気分を楽しく盛り上げようと、「日本航空」は7月1日から、日本発ハワイ便のエコノミークラスの機内食をリニューアル、新機内食「わくわくリゾートプレート」の提供を始めた。女性を意識したハワイ・ロコフードや家族で楽しめる日本の洋食「東京・日本橋3代目たいめいけん」とのコラボレーションメニューを採用。人気ブーランジェリーやジェラートも味わえる。食事のほか、「ハワイで何する?」をテーマにした現地のとっておきお宝情報(トリビア)を掲載したリーフレット「hints50(ヒンツ50)」を提供し。初ハワイやリピーターでも楽しめる内容となっている。
◇羽田出発便
1 ハワイの人気ロコフード
7月からの夏メニューは「フリフリチキンとライスヌードルスープ」。テリヤキ風のソースに漬け込んだチキンを炭火の上で回しながら焼くバーベキューで、ハワイ語で「回す」を意味する「フリフリチキン」と、ハワイで人気のベトナム料理のフォー「ライスヌードル」を融合させたオリジナルメニューで、細かく切ったパクチー(コリアンダー)が好きなら本場ハワイの味を先取りできる。好みが分かれる食材は機内食に採用しないのが一般的だったが、客室乗務員が声をかけながら提供するという。
さらにハワイ語でマッサージするという意味の「ロミロミサーモン」もある。塩を振ったサーモンと細かくカットした野菜を手でマッサージするように混ぜることから名付けられたメニューとなっている。
2 人気ブーランジェリー「メゾンカイザー」パン
美味しいパン・ランキングで常に上位に位置付けられる「メゾンカイザー」のパンは、天然酵母をじっくり熟成させてつくる豊かな風味が特徴。7月からの夏メニューでは、ほのかな甘みのあるシンプルなパン「プチナチュール」と生地にハチツミとオレンジピールを練りこんだ女性に人気の高いパン「プチエクメック・オランジェ」を2種類セットで提供している。
3 食後のデザート「BABBI」ジェラート
イタリアの人気スイーツブランド「BABBI(バビ)」とコラボレーションしたヨーグルトフレーバーのジェラート。BABBIといえばチョコレート ウエハースで知られるが、本場のジェラートが持つ、酸味を抑えた爽やかな食感を楽しめる。
◇成田・名古屋・関空出発便
1 日本の洋食「東京・日本橋3代目たいめいけん」とのコラボレーションメニュー
7月からの夏メニューは、たいめいけん特製ハヤシソースを使った「バターライス&パスタのハヤシソースがけ」で、牛肉とタマネギの旨味が効いた、深みのあるデミグラスソースで煮込んだハヤシソースを味わえる。
2 天然酵母パンと「BABBI」ジェラート
天然酵母を使用した全粒粉の手づくりパンやブラックペッパーをほどよく効かせたドライトマトを練りこんだペッパートマト・ライロールなど、選りすぐりのパンを用意。食後のデザートは、「BABBI」のヨーグルトジェラートを味わえる。
関空便では、香味野菜で作ったこだわりクリームソースのパスタなどの料理に加え、食後のデザートとして大好評の「堂島ロール」を用意している。
メニューが異なるのは、フライトの出発時間の違い。羽田便は最も遅い22時55分出発で搭乗客が夕食を済ませている可能性が高く、機内での食事提供時間は深夜1時過ぎになるため軽食風の献立。一方、成田便や中部便は時間的に夕食を遅らせて機内で食べたい人も多いことで、ボリューム感がある