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デルタ航空が「e搭乗券」を成田など4空港で導入

  • デルタ航空が「e搭乗券」を成田など4空港で導入

■予約から搭乗まですべてスマートフォンでOK

世界最大級の航空会社「デルタ航空」は4月20日から、スマートフォンを紙の搭乗券代わりに使用できるペーパーレスの「e搭乗券(モバイル搭乗券)」サービスを成田、羽田、関空、中部の4空港に導入した。搭乗客はチェックイン、搭乗券の受け取り、セキュリティチェック、搭乗までのすべてを自分のスマートフォンで可能。なお、羽田は東日本大震災の影響により現在運休中で、6月の再開時から可能となる。

対応しているスマートフォンは「iPhone」、「Android」、「BlackBerry」、「Windows Mobile」のOSを搭載したもの。デルタ航空のパソコン用、携帯用の両ウェブサイトでチェックイン手続きを行い、e搭乗券をスマートフォンに送信するだけ。紙の搭乗券がなくても、スマートフォンを持参すれば、手荷物検査場でのセキュリティチェックを通過し、出発ゲートから搭乗することができる。

デルタ航空では今年すでに、e搭乗券サービスを40%アップし、世界69空港で導入済み。同社では大規模なIT化の一環とし、今後もウェブサイトでの予約機能の改善や携帯用サイトの拡充、iPhoneやBlackBerry対応アプリの導入などを予定している。同社では、2013年にかけて総額20億ドル以上を投じて機材や機内設備、空港設備への改善計画を進めている。

同航空は米国の航空会社の中では、最多の日本発着便を運航している。なお、すでに全日空(ANA Click Mobile Check-in)、ユナイテッド航空(現在、日本では関空のみ)もe搭乗券(モバイル搭乗券)を導入している。

◎デルタ航空

HP:delta.com/checkin
携帯用HP:mobile.delta.com

 

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