ハワイアン航空の運賃設定に注目？
10月末から就航予定の羽田－ホノルル線に関し、日本航空は成田発－ホノルル線の正規割引運賃よりも高値に設定し、このほど販売を開始した。全日空はこれまで、羽田発の定期チャーター便運賃について、成田線よりも高く設定し、10月末から就航予定の羽田－ホノルル線についても同様の方針。さて、同路線を飛ぶハワイアン航空の運賃は？
日本航空では、利便性の高い羽田の需要を考慮した結果と説明。羽田発の運賃額はエコノミークラスの「ダイナミックセイバー」は6万5000円からで、成田発より1万円高い。ビジネスクラスの「JALビジネスセイバー14」は21万5000円からで、成田発より1万5000円高値となっている。
一方、アクセスと出発時間の利便性が良く、旅行客の需要が多く見込まれるため、成田線と差をつけた、とは全日空。羽田－ホノルル線はエコノミークラス「エコ割7」の場合で6万4400円から、ビジネスクラス「ビジ割14」は21万4400円で、割増額は不思議となぜか日本航空と一致し、成田の運賃額より高額となっている。
日本航空は7月8日から、エコノミークラスとエグゼクティブクラスの正規割引運賃を発売。全日空も7月2日から、ハワイ行きの正規割引運賃を発売している。同じ路線を飛ぶことになるハワイアン航空の運賃に注目が集まっている。