ヒルトンに新カタマラン・クルーズが就航

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ヒルトンに新カタマラン・クルーズが就航

デューク・カハナモク・ビーチの埠頭から出航

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチ・リゾート&スパで7月１日から、ワイキキで最も新しいカタマラン「スピリット・オブ・アロハ号」が運航を開始した。現在は午後、夕方のヒルトン・アドベンチャー・セイル（45分、＄45）とヒルトン・サンセット・カクテル・セイル（90分、＄90）。8月には、朝食、ランチ・シュノーケル、など6コースとなる予定。毎週金曜日のファイアーワークス(花火)・ディナー・クルーズは、花火見物の特等席と期待されている。

スピリット・オブ・アロハ号は、カタマラン・クルーズの最高峰といわれるゴールドコースト・ヨット社によって造られ、54フィート（約16.5m）、48人乗りのモーター船。屋根つきのキャビンには、生ビールが常備されたフルバー、テーブル、ベンチシート、２つのトイレ、淡水シャワーも完備されている。もちろんシュノーケリングのポイントや日光浴できるデッキも船の前後にある。

出航は、今年全米ベストビーチの6位に選ばれ、伝説のサーファーの名にちなんだヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前のデューク・カハナモク・ビーチの埠頭から。海を知りつくしたキャプテンと、ライフガードのライセンスを持つ海洋生物や海洋保護に精通した乗員の航海で、イルカや海亀、冬場は鯨に出会うことも可能。きらめく海上から望むワイキキビーチやコオラウ山脈は美しく、空を赤く染めるサンセットタイムは圧巻だ。

ヒルトンのカタマランはこれまでに、最初のアレ・アレ・カイが建造された1950年代から、休航する1990年代半ばまでの間、数隻の船を運航していた。今回のスピリット・オブ・アロハ号の運航で、「ヒルトンとワイキキビーチに、伝統のクルーズが戻った」と関係者は喜んでいる。