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ユナイテッドが世界一の航空会社に

コンチネンタル航空と今年中に合併

成田からホノルル便を運航している世界4位のユナイテッド航空(米国)が3日、同6位のコンチネンタル航空(米国)と今年中に合併することが明らかになった。現在トップのデルタ航空(米国)を抜いて、世界最大の航空会社が誕生する。原油高による航空燃料の高騰に加え、経済不況から搭乗客が減少傾向にある中、合併でコスト削減を図り、競争力を強める狙いがある。ユナイテッド航空はUSエアウェイズとも合併を模索していたが、先月22日に交渉を打ち切ったばかり。世界的な航空再編の波が一層進む見込みだ。

新しい航空会社は「ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス」で、新名称はユナイテッド航空を踏襲する。両社を合計すると、輸送実績で現在トップのデルタ航空を抜く。コンチネンタル航空は2009年にデルタ航空が統率する「スカイチーム」から、ユナイテッド航空が率いる「スターアライアンス」へ移り、共同運航やサービスでの連携を進めていた。日本の全日空もスターアライアンスに加盟していることから、今後、業務提携が一層進む可能性もある。

両社とも日本の成田空港などと米国主要都市を結ぶ路線はあるが、国際線で重複する路線は少ないという。新しい会社になると、世界59カ国約370都市を発着する、世界最大の航空会社となる。

ユナイテッド航空との合併交渉が破談になったUSエアウェイズの関係者は、「ユナイテッドとの間で提携の可能性について慎重に熟慮した結果、議論を継続しないことを決めた」としながらも、「航空業界に於ける合併は道理にかなっている。合併は航空業界の効率化を進め、不安定な経済や世界規模の競争力を強化できる」とコメントしていることから、経営再建を進める日本航空などを含め、今後も航空業界の再編は加速するとの見方もある。

 

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