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中国で7月1日から「個人観光ビザ」解禁

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中国人、韓国人観光客に期待するハワイ

中国で「個人観光ビザ」が解禁され、今年7月1日から発給されることになった。従来の「家族観光ビザ」は亡命を防止するなどの目的から、国の方針で添乗員を同行させる義務があったため発給実績は伸び悩んだが、今回から同制度は廃止。自由行動が可能になる個人観光ビザの登場で、中国人市場が活性化する可能性が高く、海外個人旅行の需要増加に期待がかけられている。

観光客の減少で深刻な影響を受けてきたハワイの観光業界だが、このほど開かれたハワイ・ツーリスト会議で、「今後、安定した発展を実現するために、中国からの観光客と昨年33.5%の増加率を示した韓国を開拓する必要性」を強調。中国の富裕層需要を狙い、ホテルや料理、観光地などの情報を中国人旅行者に積極的に売り込みたい考え。

あるワイキキのホテルでは、「増加傾向にある中国人の個人旅行市場の営業力を強化するため、中国人を採用した」と期待を寄せる。また、外国語ウェブサイトをリニューアルし、中国語や韓国語版をオープンしたり、中国語の観光案内ガイドの確保や車の台数確保などに早くも取り組んでいる。

一部ホテルなどでは、中国が今後有望な市場であるとの認識は示しつつ、個人観光ビザの解禁に合わせた現時点での具体策はなく、様子見のところもある。また、韓国では高速インターネットの普及率が90%となっていることから、ネットを使ったハワイのPR効率を見直しているところも増える傾向にある。

個人観光ビザが解禁されるとはいえ、中国では海外旅行はまだ富裕層に対象が絞られるため、各社ともあの手この手の秘策を思案中というのが本音のようだ。オイルサーチャージの高騰で大打撃を受け、2003年のSARS騒動のような豚インフルエンザなどという逆風が吹きそうなご時勢だけに、中国人・韓国人市場がハワイの救世主となるか、注目が集まっている。

 

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