日本－太平洋路線はすべてデルタ航空と共同運航

ノースウエスト航空は10月1日発券分から、日系2社に追随し、日本発着のハワイ路線とアメリカ本土路線の燃油サーチャージ額を引き上げることを決めました。いずれも現行の2000円高で、ハワイ路線が片道1万7000円（現行1万5000円）、アメリカ本土路線は同2万2000円（同2万円）。なお、ミクロネシアおよびアジア路線は現行価格のまま据え置かれます。

また、合併することが決まっているノースウエスト航空とデルタ航空はすでに8月30日から、ノースウエストが運航する日本－ホノルル線などとデルタが運航する成田－アトランタ線でコードシェア(共同運航)を始めました。両社はノースウエストの日本－ポートランド、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス線でのコードシェアをすでに実施済みで、今回のコードシェア拡大で、両社が運航する日本－太平洋路線はすべて共同運航となりました。同日からノースウエストの成田－ソウル線、シンガポール線、バンコク線でもコードシェアを実施しています。

なお、ノースウエスト航空は10月1日から、予約センターで発券する航空券に「コールセンター発券手数料」を導入する計画です。片道、往復に関わらず、発券ごとに20ドルを徴収。ワールドパークス特典旅行航空券にも適用されます。ただ、ホームページでの購入には、全航空券について発券手数料は適用されません。今回の導入はオンラインの発券を推進することが目的。搭乗客に利用方法を選択してもらい、20ドルを払ってでも相談したい場合はきめ細かい対応でサービスを向上させるそうです。