ハワイ初の「フェラーリ・ストア」がワイキキにオープン

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ハワイ初の「フェラーリ・ストア」がワイキキにオープン

ロイヤル・ハワイアン・センターのCビル

“赤い跳ね馬”の異名をとるイタリアの最高級自動車メーカー「フェラーリ」のオフィシャルグッズを取り扱う「フェラーリ・ストア」が、ワイキキのロイヤル・ハワイアン・センターCビル1、2階にこのほどオープンしました。全米で4店舗目となり、ハワイでは初のフラッグシップ店。カラカウア通りに面した2階建ての広々としたフロアには、財布、スカーフ、サングラス、事務用品などの小物やアクセサリーから、ベビー用品、各種アパレルや皮製品、ゲームやフェラーリのミニカーまで、幅広い年代向けのオフィシャルグッズが揃っています。

ショーウィンドーに飾られた実物大のフェラーリF1マシンが目印で、店内にはフェラーリらしいこだわりがたくさんあります。内装はイタリアの建築家 Massimo Iosa Ghiniによるデザイン、家具もすべてイタリアの職人が造ったものを取り寄せています。鮮やかなレッド（赤）とフェラーリの “跳ね馬”のロゴで統一された遊び心溢れる店内には、LCDスクリーンが一面にあり、迫力の映像とサウンドで、スピード感とエネルギッシュなフェラーリワールドを演出しています。

米国のフェラーリ・ストアはラスベガス、ロサンゼルス、マイアミの3カ所で、世界的には計22カ所で展開されています。フェラーリ・ストアの親会社フォルツァ・リテールでは、「リニューアルによってより魅力的になったロイヤル・ハワイアン・センターにハワイ1号店をオープンできたことをとても嬉しく思っています。人通りの多いカラカウア通りに面したこの場所は、フェラーリ・ストアにとって最高のロケーション」と、抱負を語っています。

F1全盛期に、アイルトン・セナやアラン・プロストと並び、フェラーリチームのミハエル・シューマッハをサーキットで取材したことがあるので、“赤い跳ね馬”のロゴを見ると、妙に懐かしい思いに駆られます。当時、一際、かん高いV12エンジンを搭載したフェラーリが、エンジンの高い回転域で走ってくると、目をつぶっていても音で分かったので、そんなエキゾーストノート（F1マシンの排気音）が店内から聞こえてくるような気がします。