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海外人気渡航先ランキングは韓国、ハワイ、台湾

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子連れファミリーと夫婦はハワイが1位

「海外旅行に関する人気渡航先」調査で、2007年で最も多かったのは韓国で、次いでハワイ、台湾の順となったことが17日までに明らかになりました。「子連れファミリー」「親連れファミリー」「夫婦」「カップル」「友人」「一人旅」の同行者別で見ると、子連れファミリーではハワイとグアムが同率の1位で、気候が温暖で過ごしやすく、食べ物や病気への懸念も少なく、日本語も通じやすいことなどから、3位の韓国以下に大きく差をつけています。夫婦でもハワイが1位で、韓流ブームを反映して親連れのファミリー、カップル、友人同士、一人旅の4部門では韓国が最多。一人旅では、韓国、台湾、タイと続き上位3位をアジア勢が占めました。

今後行きたい渡航先では、「未婚男性」「未婚女性」「既婚子供なし」「既婚子供あり」の全てで、イタリアが最多。2位が既婚子供なしはスペインで、それ以外では全てフランスとなり、3位にもドイツやイギリスなどが並んでおり、西ヨーロッパの人気が高いことが伺えます。既婚子供ありでは、3位に豪州が入っています。費用面では、英国とフランスは日本と現地で支払った費用の総額が50万円台に達するなど高く、最も安いのは北京で13万9000円でした。

海外旅行の形態では、個人手配旅行が42.9%、フリーパッケージが20.5%、一定の自由時間を残して観光やアクティビティを組み込んだ中間パッケージが20.4%となり、フルパッケージツアーは16.2%でした。パッケージツアーを見つけた情報源は、旅行会社のカウンターが4.5ポイント減少しているのに対し、インターネットが前年比5.7ポイント上昇する40.6%で最多となり、旅行会社のパンフレットの0.8ポイント増33.5%を実数、伸び率ともに上回っています。

旅行の検討時期や予約申し込み時期については、06年の渡航者に比べいずれも早期化の傾向が見え、思い立った時期では0.6ヵ月早い4.9ヵ月前、検討開始時期は0.3ヵ月早い3.2ヵ月前、申し込み時期は0.3ヵ月早い2.4ヵ月前となっています。

同行者で多かったのは、友人が24.9%、夫婦旅行が23.9%、一人旅と子連れの家族旅行が13.5%などで、カップルは7.0%。旅行の目的は、「名所旧跡を観光する」がほぼ全ての層で人気が高く、「おいしいものを食べる」「ショッピングをする」「のんびり休息する」などの回答が多かったことが分かっています。この調査は3月に、関東、関西、東海3地域の07年海外旅行経験者8153人を対象に実施し、4902人から回答が寄せられた統計に基づいています。

 

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