ホノルル・フェスティバル14日から3日間開催
今年のテーマは「パシフィック・ハーモニー & 海は文化をつなぐ」
日本などアジア・太平洋地域とハワイの文化交流を深めることを目的とする「第14回ホノルル・フェスティバル」が、3月14日(金)から16日(日)までの3日間、盛大に開催されます。今回は「パシフィック・ハーモニー – 海は文化をつなぐ」をテーマに、ハワイ・コンベンション・センター、アラモアナ・センター、ワイキキ・ビーチウォークなどで多彩なイベントを予定。クライマックスは最終日にカラカウア通りで催される盛大なグランドパレードで、各地から集った踊り手たちがカラカウア通りを祭り気分で盛り上げる必見のイベントとなっています。参加無料(ただし一部イベントを除く)
ホノルル・フェスティバルは1995年に日本とハワイの相互理解や親睦を深めるために発足して以来、毎年多くの観光客をはじめ、地元ハワイの人たちも参加する環太平洋の大規模な文化交流イベントに成長。今年も日本とハワイのほか、豪州や台湾、フィリピンなどから約5500人が参加します。4年連続で豪州の原住民アボリジニの伝統的な踊りが登場するほか、各国の伝統芸能なども披露され、国際色溢れるイベントになっています。
主な催しをピックアップすると、15日(土)午前10時半から、ハワイ・コンベンション・センターで、初の日系アメリカ市民、ジョセフ・ヒコの生涯を紹介する文化セミナー(英語のみ)が実施されます。船が遭難し、漂流後にアメリカ合衆国市民権を得て、日米友好の幕開けに貢献した日本人、浜田彦蔵(ジョセフ・ヒコ)にスポット。彦蔵の子孫の方々がパネリストとして参加し、当時のアドベンチャーに思いを馳せます。彦蔵はまた、日本で初めて近代的な新聞を発行した「新聞の父」としても知られています。
見どころは、最終日の午後4時半から8時まで、ワイキキのメインストリート、カラカウア通りを練り歩く壮大なグランドパレードです。高さ6m、全長10mを超える火を噴く大蛇山が今年は帰ってきます。そのほか、創意工夫を凝らした山車(だし)や御輿(みこし)のほか、各地のふるさと祭りの踊り手たちが勢揃いし、お祭り気分溢れるパフォーマンスを見せてくれるので、この時期ハワイに来られる方はどうぞお楽しみください。
◎ホノルル・フェスティバル
日時:3月14日~16日
会場:ハワイ・コンベンション・センター、アラモアナ・センター、ワイキキ・ビーチ・ウォークほか
電話: (808) 924-2424
ホームページ:http://www.honolulufestival.com
※イベントスケジュールは上記ホームページをご参照ください