2008年末までにホノルルなど全空港で導入

テロ防止対策の一環として、米国国土安全保障省はこのほど、米国への入国者に対して実施している指紋採取について、対象を現行の両手人差し指2本からすべての指に変更したことが明らかになりました。同保障省では「危険人物の入国を未然に防ぎ、合法的な旅行をより効率的にするため、最重要課題だった」としています。

すでにダラス空港では全10指の採取を始めており、2008年の早い段階でボストン、シカゴ・オヘア、デトロイト、アトランタ、ヒューストン、マイアミ、ニューヨークJFK、オーランド、サンフランシスコの9空港に拡大。2008年末までには米国内の全空港で導入される計画になっているので、ハワイのホノルル空港などでも順次、適用される見込みです。

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