カトリーヌ・ドヌーブ、アンドレ・アガシさんらも登場

フランスの高級ブランドで知られる「ルイ・ヴィトン」が新しいイメージ広告のキャラクターとして、ベルリンの壁崩壊を実現させた旧初代ソビエト連邦大統領のミハイル・ゴルバチョフ氏らを選んだということです。ゴルバチョフ氏のほかには、仏女優のカトリーヌ・ドヌーブさん、テニス選手のアンドレ・アガシさん、シュテフィ・グラフさん夫妻も登場しています。

ゴルバチョフ氏が登場する広告は、舞台がドイツ。ルイ・ヴィトンのボストン・バッグを横に置き、自動車に乗るゴルバチョフ氏がベルリンの壁の横を通る設定になっています。カトリーヌ・ドヌーブさんは霧が立ちこめる駅でルイ・ヴィトンのトランクに腰掛けるという映画の一場面のような雰囲気。 アガシさんとグラフさん夫妻はホテルのベッドで寄り添った姿になっています。

世界的な複合企業体のモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン傘下にあるルイ・ヴィトン社は、ゴルバチョフ氏が設立した環境保護団体のほか、アル・ゴア前米副大統領の環境保護団体にも寄付をしているそうです。

ちなみに、日本でルイ・ヴィトンのユーザーは推定2500万人とも言われ、ハワイなど海外旅行でルイ・ヴィトンの商品を買う日本人の年間総売上高は約500億円に上るそうです。果たして、今回の起用策が日本人の顧客層にも効果があるかどうか？

◎ルイ・ヴィトン

http://www.louisvuitton.com