オハナ・ワイキキ・ビーチコマーが大規模な改装工事に着手

HOME
ニュース
オハナ・ワイキキ・ビーチコマーが大規模な改装工事に着手

近代的でオールド・ワイキキを彷彿させる客室へ

総額1210万ドル(約14億5000万円)をかけて、「オハナ・ワイキキ・ビーチコマー」ホテルが7月から大規模な改装工事に着手しました。全493ある客室は古き良きオールドハワイの雰囲気を取り入れた近代的なインテリアで、落ち着きのある部屋へと改装されます。同ホテルでは、工事に伴う騒音などを最低限に抑えるため、最上階から順次改装に移っています。新しい客室は2007年末頃から稼動する予定で、2008年2月には全客室の改装が終了する計画となっています。

改装後の客室は1950～60年代の古き良きワイキキを彷彿させる装飾で、繊細な色調とトロピカルなモチーフで開放的な雰囲気となる予定。全インテリアが新調され、砂や岩のアクセント、新しいカーペット、豪華なベッドなど、部屋全体が近代的で落ち着いた中間色でまとめられます。同ホテルでは「ハワイに息づくおもてなしの精神は、我々の先祖、オハナ(家族)から代々伝わる偉大な財産。新しい客室でハワイを訪れるすべてのゲストに、このおもてなしの精神と安らぎを感じてもらいたい」と話しています。

アップグレードされた客室内のインテリアは、ココア色の新しい木製の家具や特別にデザインされた照明器具、フラットスクリーンテレビが備え付けられ、調度品にマッチしたハワイのアートが飾られます。ベッド上の壁には織布のフレームに入ったヒトデやオウム貝、入口や室内には竹製のフレームに入った「アロハ・ハワイ」、「ワイキキ」、「カハナモク・ビーチ」などのアートが飾られ、部屋全体がハワイの島々をイメージした優雅な雰囲気に生まれ変わります。また、バスルームは御影石のカウンターと特注のキャビネット、トロピカルな備品によってエレガントな雰囲気が演出されます。

特別にデザインされたベッドカバーは海をイメージし、ハワイに咲き誇る草花が彩りを添えます。アースカラーの豪華なカーペットはワイキキに広がるビーチをイメージし、アクリル製のレトロ調ランプは海を連想。バスルームでは、シャワーカーテンにハワイのトロピカルな植物をイメージしたヤシの木がプリントされ、照明器具にはガラス製の傘と波の模様、鏡に使用される木製フレームには温かみのある竹の模様が施されることになっています。