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「ハロナ潮吹き穴」の修復工事をホノルル市が2008年に計画

  • 「ハロナ潮吹き穴」の修復工事をホノルル市が2008年に計画

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より近くで安全に見学できる環境へ

オアフ島東海岸にある観光スポットで絶景のドライブコース沿いにある「ハロナ潮吹き穴展望台」の修復工事を、ホノルル市が約110万ドルをかけて2008年に開始する予定であることが分かりました。工事は完成までに約9カ月を要し、現在利用されているエリアの修復だけでなく、危険なために立ち入りが禁止されているエリアの修復も含まれ、観光客らがより近くで安全に潮を吹く様子を見学することのできる施設づくりを目指しています。

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ハロナ潮吹き穴は50年ほど前に、その名の通り潮風などが波打ち際にある溶岩に穴を開け、波が押し寄せるとまるで間欠泉やクジラが潮を吹くように、穴に入り込んだ海水が約10mの高さにまで勢いよく吹き出す自然が生み出した造形。周辺は独特な棚のような構造で、この自然現象を見ようという多くの人たちが毎日集まり、観光客の人気スポットになっています。

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無料の駐車場も併設されており、手軽に車でも行けることから、冬季はホエールウオッチングや流星が訪れる時期には星空観測にも適した場所として地元のローカルにも定評。天気の良い日には、遠くモロカイ島やラナイ島が見えることもあります。

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潮風や突風の影響で、鉄筋などが錆び付き、岩を積み上げて作った塀にはヒビがあるなどの老朽化が指摘されていた中で、1997年には展望台の先端部にある潮吹き穴を一番近くで見ることのできる場所が閉鎖。過去には何件か、警告などの標識を無視して穴に近づきすぎて、ケガや不幸にも亡くなった方も出るなどの悲しい事故もありました。

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今回の修復工事では、閉鎖された部分の修復と安全な施設を整備。ホノルル市では高めのシースルーフェンスを新設することを考案中。現在は低い石垣のようなものしかなく、簡単に乗り越えることができるので、新たに高めのシースルーフェンスを取り付けることで、眺望を妨げることなく、安全性の強化にもつながると考えられています。また、身体の不自由な方でも駐車場から展望台まで楽にアクセスができるような造りとする計画もあります。

ハロナ潮吹き穴へは22番バスに乗ってハナウマ湾前で下車後、サンデービーチ方向に約15分歩くか、ワイキキトロリーのブルーラインを利用すれば便利です。

 

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