6月に東京の新宿と池袋にオープン

ハワイでも人気の直火でグリルしたビーフパティとボリューム感のある大型ハンバーガー「ワッパー（Whopper）」で知られる米国大手チェーン「バーガーキング」の日本1、2号店が相次いで東京の新宿に6月8日(金)、池袋は同22日(金)にオープンする予定であることが明らかになりました。日本ではJTや西武鉄道グループなどの出資で1996年に進出しましたが、業績不振などを理由に2001年に撤退。昨年12月、企業コンサルティング会社のリヴァンプ（本社・東京都）と菓子最大手のロッテ（同）が共同でバーガーキングの日本出店に乗り出すことに合意し、今回の再進出が実現したものです。

バーガーキングといえば、大型ハンバーガーのワッパーを軸としたセットメニューでチェーン店を展開。ケチャップは米国ハインツ社製品を使用し、フライドポテトにもケチャップのミニパックが付属。ワッパーは下から順に、バンズの下半分、網焼きのミートパティ、ケチャップ、ピクルス、タマネギ、トマト、レタス、マヨネーズ、バンズの上半分（ゴマ付き）の順で構成され、直径約15cm、高さ約5cmのビッグサイズと美味しさで、ハワイでも人気となっています。実は私も一時期、よく食べていました。

バーガーキングは米フロリダ州マイアミに本社を置くハンバーガーチェーン。1954年の設立で、世界65カ国以上で11000店以上を展開しています。ロッテとリヴァンプは昨年12月、資本金1億円で「バーガーキング・ジャパン」を設立し、バーガーキングとフランチャイズ契約を結んでいました。

日本法人の「バーガーキング・ジャパン」では、今後5年間で100店舗の出店を目指し、まずは今月、首都圏に相次いで1、2号店を出店する予定。リヴァンプはハンバーガーチェーン「ロッテリア」の経営再建を手がけているほか、ハワイでもおなじみの老舗ドーナツチェーン「クリスピー・クリーム・ドーナツ」日本法人をロッテと共同で設立。今後、外食事業での連携を強化し、バーガーキングの出店についても、ロッテリアとの相乗効果を高めていく方針だそうです。

◎バーガーキング

ホームページ：http://www.burgerking.com