ハワイで構想を練り、7月に新アルバム発売

故郷のハワイ・オアフ島で昨年末から休養中だったタレント兼ミュージシャンのKONISHIKIさんが、音楽プロデューサーとして再スタートしたことが1日(火)、明らかになりました。これまでに、ハワイアン・シンガーとして活動したり、昨年6月に妻の千絵さんが歌手デビューしたときに、楽曲作りを手伝った経験はありましたが、新たに自らのネットワークを生かしたハワイアン・ミュージックレーベル「H-POP」を立ち上げ、本格的に音楽プロデューサーとして活動するのは初めて。

KONISHIKIさんは、大相撲にいた当時から音楽好きで知られていました。昨年末、ちょうどタレントに転向して10年目の節目を迎え、時間や食事が不規則で、「心と体の休養を取るのが目的」と、芸能活動を休止して故郷ハワイで充電し、リフレッシュ。この間、着々とプロデューサー業に専念していました。以前から、「フラなどで奏でるハワイの伝統音楽だけでなく、ハワイの若者たちが聴くポピュラーな音楽も日本に広めたい」という希望を抱いていたそうです。3月末には念願のレーベル「H-POP」を発足し、7月18日には第1弾として、複数のアルバムからテーマに沿って選ばれた曲を再編集したコンピレーションアルバムが発売される予定です。

新アルバムのタイトルは「H-POP Vol.1～Jawaiian Cruise」で、甥(おい)のハワイアン・シンガーで知られるランガ・サヴェアさんの「プリティ・レディ」や、アイランドコンテンポラリーからレゲエ・ソウル・ヒップホップと幅広い音楽で活躍中の男性3人の実力派エコルの「オネスティ」など、100曲以上の中から厳選した16曲を収録。ハワイアンとレゲエが融合したミディアムテンポな楽曲で、ハワイの若者にも人気がある曲目が揃っているそうです。

昨年2月に肺炎で入院するなど、ここ数年は多忙な毎日に追われ、健康面で不安を抱えていたとされるKONISHIKIさん。以前、オアフ島ナナクリにあるプール付きの豪邸にお邪魔したことがありますが、ヒーリングの島といわれるハワイに戻ると、妻の千絵さんや独り暮らしで家を守る父親、友人らとのんびり過ごし、素顔を見せてくれます。そんなリラックスした環境から生まれた音楽プロデューサーとしてのスタートに「ハワイアン・ミュージックを日本で紹介するチャンスに恵まれ感謝だよ。これまでに聞いたこともない素敵な世界にご招待するよ！」と、KONISHIKIさんは抱負を語っています。

◎KONISHIKI

ホームページ：http://www.konishiki.net