ビショップ博物館で3月31日午前9時から午後9時まで

天文、考古、海洋、火山などに関する科学を一堂に集めた「マッド・アバウト・サイエンス」展示会が、3月31日(土) 午前9時から午後9時まで、世界的にも貴重な200万点を超える美術工芸品を所蔵する「ビショップ博物館」で行われます。自分たちが住む地球についてさまざまな角度から学べ、子供たちに科学に触れさせる良い機会にもなります。当日の入館料は大人$3となり、3歳以下は無料。

多彩なプログラムに加え、当日はハワイ天文学会が天体望遠鏡を設置し、日中は太陽や黒点の動きなど、日没後は星座や星空の観測が楽しめます。また、運動を通して自分たちの健康についても学べるプログラムも予定されています。午前11時から午後2時までは、ハワイ大学医学部で生物学の権威で知られるカイル・ダッタ博士の講演も実施されるので、興味のある方はご参集ください。

現在、総額2000万ドルをかけて主要施設の「ハワイアン・ホール」が改装中ですが、このほどハワイの有力財団であるデーモン・ファンデーションが、先住ハワイアンや環太平洋の諸民族が生み出した文化遺産など約600点を同博物館に寄贈する考えであることを明らかにしました。この中にはハワイアンの主食とされていた貴重な「ポイ」を製造する器具などもあり、時価100万ドルを上回ると見られています。これらの文化遺産などはこれまで、長期貸与という形で同博物館が管理していました。

◎ビショップ博物館

住所：1525 Bernice St. Honolulu, HI 96817
電話：（ 808 ） 847-8291(日本語ライン)
開館時間：9:00AM～5:00PM
入館料：$14.95(4～12歳は$11.95、3歳以下無料)
閉館日：クリスマス
アクセス：ワイキキからSchool/Middle St行きの2番バスでカパラマ、スクールの交差点で下車。徒歩5分。車の場合はワイキキからH1経由で出口20Bを降りて突き当たりを右折、2本目を左折
駐車場：無料
ホームページ：www.bishopmuseum.jp