ハワイ・プリンス・ホテル・ワイキキで夏休み3世代旅行を促進

ハワイで3ホテルを傘下におく「プリンスリゾートハワイ」は、順次、リノベーションを展開することを決めました。ハワイ島のマウナ・ケア・ビーチホテルは昨年10月15日に起きた地震の被害に伴って営業を休止しているが、着実にリノベーションが進行中で、2008年春には営業再開の予定。同じくハワイ島のハプナ・ビーチ・プリンスホテル、オアフ島のハワイ・プリンス・ホテル・ワイキキは2008年から部分的にリノベーションを行い、主に客室のバスルーム、壁や調度品などを一新し、アップグレードを図ることになっています。
マウナ・ケア・ビーチホテルは大富豪ロック・フェラーがコンセプトを作ったハワイ島で最初の本格派リゾートホテルで、全米で一番美しいといわれるハプナビーチに面したロケーションが魅力。ハプナ・ビーチ・プリンスホテルもハワイ随一と評される美しい砂浜のビーチをもち、視界いっぱいに広がるオーシャンビューも魅力の一つ。ハワイ・プリンス・ホテル・ワイキキは全室オーシャン・フロントの近代的なホテルで、美しい波間とヨットハーバーを望みながらワイキキの喧噪とは無縁の静かなステイを楽しめます。

日本国内のプリンスホテルでは2006年に新ブランド戦略を策定。今年4月から「ザ・プリンス」「グランドプリンスホテル」「プリンスホテル」の3ブランドで展開することが決まっていましたが、プリンスリゾートハワイも同じコンセプトのもと、ホテル全体の質の向上を図り、より一層の需要を喚起する計画になっています。

また、プリンスリゾートハワイの関係者は、昨夏、約113㎡もある2ベッドルームのプリンス・スイートを利用するプランが評判だったことから、今年の夏休みもハワイ・プリンス・ホテル・ワイキキに滞在する3世代旅行の促進を図る計画も公表。昨年は祖父母夫婦と息子・娘夫婦、その子供（小学校の高学年から中学生ぐらい）という家族構成が多かったそうです。同ルームはキッチン付ではないものの、むしろハワイで家事から解放された母親に好評だったようです。

なお、マウイ・プリンス・ホテルの売却先は、米モルガン・スタンレーグループのホテル運営会社ホヌア社が3月27日付で取得することが決定。売却額は5億7450万ドル（約700億円）で、一連の西武グループの資産売却では最大規模になった模様です。ホテルやゴルフ場を含めた470人の従業員はホヌア社が引き継ぐことになっています。

◎プリンスリゾートハワイ

ホームページ：jp.princeresortshawaii.com