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JALとANAも国際線の燃油サーチャージ引き下げへ

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日系2社は外国航空会社との動きや額と開き

先日お伝えしましたコンチネンタル航空(CO)に続いて、日系航空会社の「JALグループ」と「ANAグループ」が16日(木)までに、それぞれ国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の値下げを国土交通省に申請しました。適用開始日はそれぞれ、2007年1月1日発券分からとなります。日系航空会社が国際線の燃油サーチャージを値下げ申請は初めて。日本発のハワイ便では、JALグループとANAグループともに、1月1日発券分から現行片道10000円の燃油サーチャージが8900円となります。

燃油サーチャージの運賃値下げは、ニュージーランド航空(NZ)を皮切りに、大韓航空(KE)、シンガポール航空(SQ)、エバー航空(BR)、アシアナ航空(OZ)などのアジア系、次いで先日のアメリカ系でコンチネンタル航空など各社が、10月から11月にかけて、幅広く原油価格の高騰の落ち着きから値下げを申請。KEのように、すでに2度目の値下げ申請をしているところもあります。

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今回の引き下げを評価する声があるものの、一部で設定額の「開き」に対し、改めて燃油サーチャージの設定額の不透明感を指摘する批判も強く、各社間のバラつきに現場での対応を心配する声も出始めているようです。
この点、2005年2月1日発券分から燃油サーチャージを設定しているJALグループの説明によると「一定期間を通して燃油価格が所定の額を下回った場合には運賃額を引き下げることとしております。このたび、引き下げ条件を満たしたことから、値下げを行うことといたしました。一時期に比べるとやや沈静化しているものの、燃油価格は依然として過去に例を見ない高騰状態にあります。なお、燃油価格が沈静化した場合は、燃油特別付加運賃を引き下げ、あるいは廃止します。弊社では引き続きコスト削減に努めてまいりますが、今後も、お客さまに一部をご負担いただくことにつき、ご理解をお願い申し上げます」ということです。

それにしても、特別付加運賃とはいうものの、これでは平均的な家族4人連れだと計10万円近い出費となるので、やはり私のような庶民には高すぎるのが実感。このままではハワイ離れに歯止めはかかりません。花形企業といわれる航空会社もコスト削減には努めているとは思いますが、今でもパイロットらの送迎にはタクシーを使っているのでしょうか? 私がいた日本の新聞社は、10年以上前から取材用タクシー代の節約を実施。当時、同僚たちと「今度、事件が起きたら電車で現場に駆けつけようか」などと皮肉を込めて自嘲気味に話したことを思い出しました。

 

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