クアロア牧場に無料映画館がオープン

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クアロア牧場に無料映画館がオープン

ポリネシアの文化やクアロア牧場の歴史を学ぶ

東京ドーム450個分に相当する美しい自然に囲まれた「クアロア牧場」(クアロア・アクティビティ・クラブ)に、ポリネシアの文化やクアロア牧場の歴史、活動を広く伝える「クアロア映画館」がオープン。チケット受付カウンターに隣接して建てられ、座席は40席。上映日時は毎日午前8時から午後5時(1時間に4回上映)まで。入場無料なので、自由に鑑賞することができると好評です。

現在、上映時間約11分のドキュメンタリー形式の「ランド・オブ・レガシー」(英語)を上映中。この映画は「ポリネシア文化とクアロアの出会い」、「クアロア牧場の誕生と境遇」、「現在に至る過程と社会的役割」の3つの要素で構成されています。

最初に500万坪の敷地内にある3つのハワイ先住民族の生活共同体「アフプアア」（クアロア、ハキプウ、カアアヴァ）の歴史の解説からはじまり、800年前にポリネシア人によって造られたモリイ養魚池での狩猟方法を分かり易く説明しています。

クアロア牧場の誕生に関しては、1850年に初代オーナーのゲリット・P・ジャッド氏がカメハメハ3世から当時$1300でクアロアの土地を購入した話、サトウキビ畑全盛時代、牧畜の開始、真珠湾攻撃の後に予備基地の役割を果たす、など時代背景に沿って物語は進行。現在の観光産業、教育プログラム、農業、養殖、花栽培、自然保護、スポーツイベント、コンサート、テレビや映画撮影など、さまざまな形で社会に貢献している姿も説明しています。

各アクティビティの待ち時間や食事の後など、ちょっとした合間に誰でも気軽に鑑賞することが可能。ツアー客以外に、ザ・バスやレンタカーでクアロア牧場へ立ち寄った場合でも、上映時間内なら自由に入場できるので、一度、訪れてみてください。