■3500万ドルをかけて3月の津波被害から復活■

ハワイ島カイルア・コナ地区のオーシャンフロントにある老舗ホテル「キング・カメハメハズ・コナ・ビーチ・ホテル」が今月から、マリオット・インターナショナル傘下のブランドとなり、「コートヤード・キング・カメハメハズ・コナ・ビーチ・ホテル」に生まれ変わった。ヒロ出身のアーティスト、ハーブ・カネ氏の作品40点を再展示。新装されたロビーや6室の新しいイベント・ルーム、ミーティング・スペース、屋内外で食事を楽しめる新ビーチ・レストラン「ホヌズ」なども登場した。

客室はアースカラーを用いながら、ハワイの豊かな自然をイメージしたインテリア。調度品に施されたポリネシアンスタイルの彫刻にも味わいがある。カメハメハ大王が晩年を過ごしたという場所にあり、ルアウというハワイ式の宴会が催されることもある。近くにコナコースト・ショッピングセンターがあるので便利。

ハワイ時間2006年10月に発生した強いハワイ島北西沖地震の際には、天井の一部が崩れ落ちたり、亀裂が走るなどの被害が生じた。湾の奥端に位置するため、今年3月11日の東日本大震災による津波が1階に押し寄せる被害もあったが、3500万ドルをかけて、マリオット傘下で見事に復活を果たした。

◎コートヤード・キング・カメハメハズ・コナ・ビーチ・ホテル

住所：75-5660 Palani Road, Kailua-Kona, HI 96740
電話：(808) 329-2911
HP：www.konabeachhotel.com