ハワイアン航空は羽田線の減便なし
■関空線も7月に予定通り就航
東日本大震災への配慮から過度な自粛ムードが問題になっているが、昨年11月に悲願の日本直行便（羽田－ホノルル線）を就航させた「ハワイアン航空」は4日までに、現行の日本路線には変更がなく、羽田便の削減予定はないことを明らかにした。7月12日に就航を予定する関空－ホノルル線も、計画通り運航。国際線の減便や機材の小型化を進める航空会社が増えてきているだけに注目される。
同航空によれば、羽田－ホノルル線の売り上げはすでに全体の約5％を占めているという。震災直後は多くのキャンセルがあったが、現在では減少傾向。主力は日本からハワイへの観光客で、外国人旅行者と比べると旅行計画は変更されない方向性が強いという。そこで、同社では数カ月後に迎える夏の繁忙期に向けて、需要は回復すると見込んでいることで、今後も継続することを改めて表明した。
◎ハワイアン航空
