11月5日（水）　3日目

■「晴れ男は、世界共通？」

　さあ、今日は最終日。カイルアビーチ＆カイルアタウンツアーに参加します。しかしながら、朝から土砂降りの雨。泣いても笑っても、今日一日しかありません。一向にやみそうもない雨に、私たちはテンションが低いままです。

　7時半。「あれ？　今日のお迎えは、もしかして白いリモ？」。まるでハリウッドスターが乗るような白いリムジンから大きな傘を持ったドライバーが、アロハスマイルで私たちを出迎えてくれ、車内の快適さに少し笑顔を取り戻しました。

　楽しみにしていたカイルアビーチ到着。着いたのはいいけれど、「この雨の中、リムジンから降りたくないな…」。息子は自称”晴れ男”。この雨が晴れたら奇跡です。さすがにこの天気じゃあ、無理だな…　取り敢えず、砂浜に落ち着く場所を見つけ、息子は早速ビーチで遊び始めました。

　途中、さらに雨はひどくなり、周りにいた人たちは荷物ごとどこかへ行ってしまい、私も近くの建物に避難を余儀なくされました。羽織っていたシャツは、まるで脱水前の洗濯物のように重く、搾ってみたらしっかりと水が出てくるほどでした。

　雨が治まった頃を見計らい、さきほどの場所に急いで戻ると、小さい”晴れ男”が私を探して行ったり来たり。そこから、空は一気に晴れてきて、何事もなかったかのように晴天になったのです！　ハワイの天気予報は世界一難しいと聞きますが、きっとロコの人たちにとってはNo problemなことなんでしょうね。

※編集部注　ハワイでは「晴れのち曇り、所により、にわか雨」とえいば、まず外れません。

　晴れ間がでてきて、残り少ないビーチタイムではシャッターチャンスを逃せません。ツアーで一緒になった、セレブ系京美人の”キョーコ様とヴィカ様（私が勝手につけた名前）”には何度もダメだししては撮り直ししていただき、貴重な時間をご協力頂きました。

11時、次はカイルアタウンへ移動。ランチを食べに、真っ先に「Boots & Kimo’s」へ直行しました。外には日本人観光客で溢れていたので、マカデミアナッツパンケーキとワッフルを「TO GO」にし、外で食べることにしました。支払いは、キャッシュonlyですので、ご注意を！　こちらも初めていただくパンケーキで、見た目のシンプルさをはるかに上回るおいしさです。息子はほぼ完食し、私はワッフルを食べましたが、固くて食べにくく残念な感想です。

　次は「Fighting・Eel」「Lanikai Bath ＆ Body」「Red Bamboo」に寄りながら、「Lanikai Juice」で待望のピタヤジュースとピタヤボウルを注文。甘さと酸っぱさのバランスもさることながら、元気が出そうな、そのピンクカラーを見ながら食べるだけでも、ビーチの疲れがリセットできそうでした。

　最後のディナーは、シェラトンワイキキの「Kai Market」のビュッフェスタイル。お目当てのローストビーフを食べたら、すぐにお腹一杯になってしまい、入店してから30分くらいでしたが、お土産を探しにアラモアナセンターへ直行。Abercrombie kids、Bath body & works、Honolulu cookieなど、日本未上陸のショップでお土産を揃え、21時閉店ギリギリまで、正味1時間ショッピングを楽しみました。

　ホテルのお部屋に戻り、荷物のパッキングも完了。2つのトランクは若干の余裕があって”Heavy！”のタグを空港で付けられる心配はないようです。アラモアナホテルから見るマウンテンビューは、今夜も輝いています。ここから見た夜景は、3夜限定私たちだけのものでした…

　3日間忙しかったけど、贅沢な旅でした。満足した旅のまとめに心を許し、特別な時にしか飲まないアルコールをいただき、幸せな眠りにつきました。