第12回読者プレゼント当選者 ハワイ旅行記
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11月3日(月) 1日目 ホノルル到着
■「良い旅の予感の始まり」
一段落したし、そろそろ睡眠を確保しておかないと、初日のスケジュールに影響が出てきてしまいます。特に夜のフライトでは、「狭い座席で、どうやって快眠できるか?」、が誰もが思う悩みではないでしょうか? 旅行に行く度に、息子は大きく成長し、最近は足のやり場に四苦八苦。どうにかこうにか落ち着く位置をつくり、心地よい眠りについたころ、今度は、「朝食」の時間です。
日本時間では、まだ午前1時半。さすがに、まだ食欲はありません。とりあえず、ジュースだけいただき、残り少ない到着までの時間をできるだけ睡眠にあてることに集中です。
いよいよホノルルへ! 予定時刻を少し遅れて、午前8時半にハワイへ到着。途中、ところどころ乱気流で大きく揺れ、恐怖のエアポケット体験もありましたが、ランディングはスムーズそのもの。良い旅の予感の始まりです。
ホノルル空港に降り立った瞬間、「あ~、ハワイってこんな空だった、こんな空気だった、こんな匂いだった」と、以前の記憶を一気に呼び覚まし、いま、目の当たりにしている光景と擦りあわせました。今回は雨上りの朝で、少し湿気も感じられましたが、空はこれから快晴へと頑張ってくれそうな様子です。
朝早いこともあり、入国審査などあっという間にクリアし、ワイキキのロイヤルハワイアンセンターにある旅行案内所で説明を受けました。午前11時にはトロリーに乗り込み、ブランチを食べにまずは「Café Kaila」へ向かいました。
私たち親子は何度もハワイに来ていますが、暮らすように旅をしてきていましたから、噂の人気店に出かけて行って行列に並ぶこともなければ、人気メニューを食べたこともなかったのです。そこで、今回の旅のテーマは「初めてにチャレンジしよう」。とにかく短い3日間で、行ったことがない、食べたことがないものにチャレンジしたい!と考えていました。
正午少し前、噂の「Café Kaila」に到着。予想外に行列はなく、ロコと日本人合わせて5組くらいが待っている程度でした。ウェイティングリストに名前を書いて待っていると、10分もしない間に呼ばれ、「カウンターで良ければ…」ということで早々と入店できました。決して広い店内ではないのですが、3分の1は日本人観光客が占めているようです。
私はパンケーキではなく、フルーツ全部のせワッフルを、息子はシンプルなバターミルクパンケーキを注文しました。「シェアして食べないと、一人では食べきれないよ」と聞いていましたが、私も息子もシェアすることなく、何とそれぞれ完食でした。
今回の滞在ホテルは、アラモアナホテル。最近改装したばかりなので、お部屋はとってもキレイでした。14階のマウンテンビューのツインで、バスタブあり、電子レンジあり、充分に快適に過ごせました。
さあ、午後2時。ここで少しお昼寝をして、夕方に向けてパワーチャージ。ちょっとお休み… 2時間くらいね… 旅程の内容は、息子の意見を聞き入れながら、私が決めたものです。プランAからCまで計画してありましたが、3泊の内容にはさすがに予定ナシというプランはありませんでした。
午後4時には外出予定でしたが、「お子様の事情」により、午後6時まですぐ隣にあるアラモアナセンターにも、どこにも出かけることができず、お部屋でくつろぐことにプラン変更でした。
午後6時ともなると辺りは暗くなり始め、今回初めて、ホノルルのマウンテンビューの夜景が美しいことに気づきました。ハワイはオーシャンビューだけが、素晴らしいのではないのですね。心地よい風が吹くマウンテンビューのラナイでは、ゆったりとした気分で、その日一日の思い出をページに収めることができるのかもしれません。
この日の夜は、早い夕食をとってから、開催中の「ハワイ国際映画祭」に出かける予定でした。が、プランBのアラモアナセンター内「Makai Market」の「Blue Water Shrimp & Seafood」で、私はシュリンプ、息子はアヒソテープレートを注文。どちらも見た目も美しく、とてもおいしかったです。
明日は、朝早くからオプショナルツアーに参加です。20時半にはお部屋に戻り、ゆっくりとバスタイムを楽しみました。
その後、お昼寝タイムをたっぷり取ってしまっていた息子は、案の定、眠れぬ夜を過ごしたのでした。