ハワイロード

ハワイ島のデング熱は下火に

■2月16日の時点で感染者は「2人」のみ■

 ハワイ島で昨年9月から、蚊が媒介する感染症の「デング熱」の感染が確認されていたが、今年1月以降の感染者は減少し、2月16日の時点で感染者は「2人」のみと下火になっていることがハワイ州保健局の調査で分かった。

 同州保健局の調査では、昨年より一時的に流行していたデング熱だが、過去5ヵ月間で、ハワイ島で254人(内24人が島民以外)が感染した。

 重症化すれば死に至ることもあるため、地元住民や観光客に注意を呼びかけていたが、ハワイ島でのデング熱感染の主な地域は、島の南西部。観光客が訪問するような場所とは離れており、ハワイ島への旅行に関しては問題ない、という。

 万が一に備え、ハワイ島当局では、デング熱の除去に向けて資金を投じ、対策を行っている。もし、ハワイ島で蚊が発生するような場所に出向く場合には、虫よけスプレーを使用するなどして予防されるがベターだとされている。

◎ハワイ州保健局

ウェブサイト:health.hawaii.gov/docd/dengue-outbreak-2015