■ゴールデンウィーク、夏休みに続き1位■

　2015年のシルバーウィーク（9/17～24）の予約状況を、大手旅行社のエイチ・アイ・エス（H.I.S.）がまとめたところ、海外旅行渡航者数人気ランキング1位はリゾートの王道「ハワイ」であることが分かった。円安という逆風にも関わらず、ゴールデンウィーク、夏休みに続き1位だった。

　5連休後の平日2日間を休みすると最大9連休となるため、ハワイのほか、2位以下は台北、グアム、バリ島、シンガポールが続き、リゾート地と近場のアジアが上位を占めた。出発日は1位が5連休の初日となる土曜日の9月19日で、以下は18日、20日、17日、21日と続いた。

　ハワイのほか、5連休で行ける今年好調なグアム・バリ島、セブ島や台湾などのリゾート方面に加え、比較的物価の安いアジアで滞在費を抑えながらも休暇を楽しめる場所を中心に伸びている。

　今年は日並びの良いシルバーウィークを控えていることから、この夏の旅行を9月にシフトされるケースも多く、子供連れの家族旅行の需要が高まっていることも、リゾート方面の人気を押し上げている要因とみられている。

◎エイチ・アイ・エス

ウェブサイト：www.his-j.com